映画や井手町について語る六角精児さん(中央)と作道雄監督(右)=
京都府井手町を舞台にした青春映画「神さまの轍(わだち)-チェックポイント・オブ・ザ・ライフ」に出演した六角精児さん(55)と作道雄(さくどうゆう)監督(27)のトークショーが18日、映画上映中の木津川市相楽台のイオンモール高の原で開かれた。六角さんは「今以上に活性化されていくことに期待したい」と撮影で訪れた同町に期待を寄せた。
映画は、青年2人が自転車を通じて葛藤しながら夢を追いかける物語。同町でロケが行われ、六角さんも3日ほど撮影で滞在した。同町について「いかようにも変化できる可能性があると思った。町を出る人もいれば、戻る人、来る人もいる。これからどんな変化があるか楽しみな町」と語った。
作道監督は「5、10年後に受け継がれるものは何かを井手町で描けないかと思った。皆さんの今の人生はどうですかと問いかける作品」と観賞を呼び掛けた。
鉄道好きの六角さんは京都の電車についても語り、「太秦の撮影所には嵐電(らんでん)(京福電鉄)で行く。印象に残っている鉄道の一つです」と笑顔で話した。