(2018年03月19日 烏丸経済新聞)
京都駅の地下街「ポルタ」(京都市下京区)が3月19日、公開された。
飲食や食物販の強化や内装の刷新を中心とした同エリアのリニューアルした同施設。リニューアルエリアは約623坪(2055平方メートル)で、既存店の入れ替えを行い、7店減らし、全25店となった。内装は町家風の講師を使ったデザインや、和傘店の「日吉屋」が手掛けたオブジェを設置する。
3月20日のオープンに先駆けて内部を公開した同施設。食物販ゾーンでは、京都駅周辺に5店展開する「マールブランシュ」がポルタ限定の「お濃茶太巻」(1,200円)やその場でも食べやすいパッケージの「お濃茶細巻」(500円)を用意。フィナンシェ専門店の「ギオン サカイ」もその場で食べられる焼きたてのフィナンシェ(プレーン=162円)などを展開する。いずれも、観光客だけでなく地元客が手土産にも使いやすい商品を展開する。
飲食ゾーンでは、西側エリアで飲食店が好評なことを受け、同エリアでもラーメンの「一風堂」、京都のカレーうどんで知られる「味味香(みみこう)」、回転ずしの「金沢まいもん」、イートイン席も設けるパン店「グランディール」などが出店。味味香や「近江スエヒロ京都茶屋」などではテークアウトもできる。
くまざわ書店、イノダコーヒ、輸入食品店のジュピター、ドラッグストアの「コクミン」は継続して出店。一部店舗は位置を移動している。
ポルタ営業推進部の城山英俊さんは「ポルタは観光客や地元の方など幅広い使い方をされるのが特徴。飲食や食物販を強化したので、より多くの方に利用してもらえたら」と話す。
20日のオープンは10時(一部店舗は11時オープン)。