謝長廷駐日代表(中央)に見舞金を手渡す山口県議会の柳居俊学議長(右)
(東京 28日 中央社)山口県議会と全日本私立幼稚園連合会は27日午後、岸信夫衆院議員の同行のもと台北駐日経済文化代表処(東京都)を訪問し、2月に発生した台湾東部地震の被害に対する見舞金として各50万円を謝長廷代表(大使に相当)に手渡した。謝代表は、長期にわたって日台交流に尽力している岸氏と、義援金を届けてくれた2団体に心からの謝意を表明した。
謝代表は、近年台湾と日本は、自然災害が発生した際の相互支援ができていると言及。このような「善の循環」は国際交流の最終目標あるいは極致であり、世界の模範といっても過言ではないとして日台間の友情の深さを強調した。
岸氏は、7年前の東日本大震災で台湾から受けた温かい支援を日本は決して忘れないとした上で、自然災害が多い台湾と日本はすでに互いに関心を寄せ合う間柄になっているとの考えを示した。