Quantcast
Channel: DUKE Train
Viewing all articles
Browse latest Browse all 23218

「移行期正義」専門委員会のトップに黄煌雄氏 行政院/台湾

$
0
0

黄煌雄氏 

(台北 31日 中央社)行政院(内閣)は31日、過去の権威主義的な統治の下で行われた人権侵害やその結果の真相究明などを目指して設置される「移行期正義促進委員会」(促進転型正義委員会)の一部人事を発表した。トップの主任委員(閣僚級)に黄煌雄・元監察委員、副主任委員には張天欽・大陸委員会副主任委員が選出された。

移行期の正義を積極的に推進する蔡英文政権。昨年12月には「移行期の正義促進条例」を立法院(国会)で成立させた。同委員会は同条例の所管機関として行政院の下に独立して設置され、政治資料の公開や権威主義体制の象徴の排除、過去の司法の是正、国民党が取得した不当資産の処理などを進める。

今回発表されたのは、委員全9人のうち6人。残る3人は追って発表される。委員は頼清徳行政院長(首相)に指名された後、立法院の同意を経て任命される。

主任委員に指名された黄氏は1944年生まれ、東部・宜蘭出身。民進党の国民大会代表、立法委員(国会議員)、監察委員などを歴任した。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 23218

Trending Articles