素材やデザインにこだわった正礼装の式服(京都市北区・上賀茂神社)
世界文化遺産の上賀茂神社(京都市北区)は、洋式の婚儀用衣装を製作した。ロイヤルウエディングを意識し、シンプルなデザインと素材にこだわった。提携先の市内3衣装店で順次貸し出す。
同神社での挙式が増加傾向にあることから、衣装の品ぞろえを広げようと企画した。
新婦のドレスは3種類で、いずれも18世紀のフランス発祥とされる女性礼服「ローブ・デコルテ」を採用。裾がふんわりと広がったスカートにリボンをあしらったり、ドレスにジャケットを合わせたりして気品のあるデザインに仕上げた。新郎のモーニングには、裏地に同神社の神紋のフタバアオイを取り入れた。衣装は全て国産シルクを使用している。
新郎新婦セットで35万円から。同神社婚礼部075(748)1106。