交流を深める馬公高校と吉原高校の生徒ら(前列)
(澎湖 2日 中央社)日本統治時代の1943(昭和18)年に開校した高等女学校を前身とする離島・澎湖の馬公高校は、今年創立75周年。開校記念日の1日に行われた祝賀式典には、姉妹校の静岡県立吉原高校からも、清水正信校長が主任教諭や男女8人の生徒を率いて祝福に駆け付けた。
日本人生徒8人は、着物体験などを通して馬公高の生徒らと交流を深めた。校内見学でトイレにトイレットペーパーが置かれていないことに気付いたと語る女子生徒は、日台の学校文化の違いは面白いとにこり。澎湖の暑さと台湾人生徒の情熱に強い印象を持ったという。
2016年11月に姉妹校提携を結び、昨年1月には教育交流協力に関する覚書を交わした両校。国際的な人材の育成を目指して交流を続けている。