(2018年04月04日 台北経済新聞)
「雲門劇場」内に新店舗
台湾スターバックスが3月29日、台湾・新北市の雲門劇場内に「スターバックス淡水雲門店」をオープンした。
同劇場は1973年に創立された台湾では歴史あるアートシアター。2008年に火事に見舞われたが、現在の場所に移り、2015年に再オープンしている。現在のシアターは台湾の著名な建築家・黄声遠さんが携わったことから「台湾の美しいシアター」としても知られ、シアター付近では「滬尾砲台」「紅毛城」などの古跡を見ることも可能。
今回の新店舗オープンについて、同社担当者は「歴史的な場所であり、文化を感じる場所にオープンできてうれしい。全世界から来る観客とダンサーの方々にもスタバの素晴らしい体験を楽しんでほしい」と話す。
アートシアター内に併設するため建物にも工夫を凝らす。「日当たりを良くするとともに、外の緑を見られるよう壁や天井に大きな二重ガラスを採用した。自然と共生する感じを味わってほしい」とも。店内に33席のほか、テラスにも20席用意する。
営業時間は10時~18時(金曜・土曜は19時30分まで)。