台北駅=台湾鉄路管理局提供
(台北 11日 中央社)構造が複雑だと評される台湾最大のターミナル駅、台北駅での移動をスムーズにするナビゲーションアプリ「台北車站通」の配信が開始された。最寄の改札口やトイレ、コインロッカーなどを案内するクイックナビや、エレベーターやスロープへのルートを示すバリアフリー設定などの機能を備え、英語、日本語、韓国語などの外国語にも対応する。
超音波ビーコンで旅客の位置を測定し、駅構内の道案内や交通情報、グルメ・ショッピング情報などを提供する同アプリ。目的地までの距離や所要時間のほか、曲がる場所なども提示し、利用者をきめ細やかにサポートする。台北市がパソコン大手、華碩電脳(エイスース)傘下の亜旭電脳(アスキー)と共同で手掛ける駅のスマート化計画の一環として開発された。
Android版は3月27日、iOS版は4月10日から配信されている。