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フジ「やっちまった」、取材先に謝罪=番組内で台湾を嘲笑、内容捏造も/台湾

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王者之[虫可]海洋冰芸館のフェイスブックページより


フジテレビのバラエティー番組「やっちまったtv」で放送された台湾に関する特集が、嘲笑的な内容だったとしてインターネット上で批判にさらされている。番組の取材を受けた店の店主によって、一部捏造も明らかになった。制作側は11日までに店主に謝罪文を送付。店主は、台湾全体のイメージと日台間の友好関係が傷つけられたと不満を露わにしている。

同番組は「やっちまった」をキーワードに世界の失敗者たちを紹介。今月7日の放送では、企画の一つとして台湾にある日本の「パチモン」を特集。間違いがある日本語看板や奇怪な食べ物などを紹介し、笑いものにするような演出が加えられていた。

番組に登場した彰化県のかき氷店「王者之[虫可]海洋冰芸館」は11日、同店のフェイスブックページに、日本の番組プロデューサーと撮影に協力した翻訳会社から送られてきたお詫び状を掲載。プロデューサーは「台湾のみなさんや台湾の文化を否定する意図はございません」としながらも、結果的に感情を害したことについて謝罪した。

同店は海の幸の「カキ」をトッピングしたかき氷が名物。番組内では店頭に日本語で「カキ氷」と書いた張り紙がしてある様子が写し出されていたが、店主の荘倍豪さんによれば、張り紙は日本側が店の同意を得て掲示したもので、後になってから日本語で「かき氷」と「カキ」は同じ発音だということを知ったという。視聴者に誤解を与える演出に怒りを感じ、呆然としたと荘さんは心境を語った。

同店のフェイスブック上では、謝罪を受け入れるかどうかについて記者から質問されたことに触れ、「この行為はすでに台湾全体のイメージと日本との友好関係を傷付つけた」と言及。その上で、店が全国民の意志を代表することはできず、「尋ねるべきなのは国民全体と影響を受けた人だ」との姿勢を示している。




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