大気の状態が不安定となり、雨が降りやすくなる
(台北 15日 中央社)中央気象局によれば、15日は前線が通過する影響で、広範囲で大気の状態が不安定となり、各地で雨が降りやすくなる。気象局は午前9時25分、北東部の沿海部や山地、南部の一部地域に大雨特報を発令。また、北東の季節風が強まったとして台湾本島沿海部や離島に陸上強風特報を発令し、注意を喚起している。
15日は季節風の影響で、北部や北東部では最高気温は20度前後に留まり、1日中肌寒く感じられる。他の地域では日中の気温は25度を上回り、南部では30度前後に達する所もあるが、朝晩は気温が低下するという。各地の予想最高気温は、台北市20度、基隆市21度、台中市27度、高雄市30度など。
17日まで雨の降りやすい状態が続く見込み。北部や北東部では1日を通して肌寒い日が続く。18日以降は、東部や北部の山地で一時雨となる以外は、広範囲で曇りや晴れとなるとみられ、気温も上昇する見通し。