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教育相辞任表明 台湾大の学長人事巡る政治的操作やめるよう呼び掛け

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潘文忠氏 

(台北 14日 中央社)教育部の潘文忠部長(教育相)が頼清徳・行政院長(首相)に辞意を伝えていたことが14日分かった。辞任により、台湾大の学長人事を巡る政治的な操作をやめるよう希望するとしている。頼院長は同日、氏の決定を尊重すると述べ、辞表を受理する形となった。

同大は台湾の最高学府。今年1月の学長選抜委員会で台湾の最高学術研究機構、中央研究院の院士・管中閔氏が学長に選出され、2月1日に就任する予定だった。だが、委員会委員の一人と同じ企業の役員だったことや、論文の盗用疑惑が浮上。また閣僚の兼職が認められないにもかかわらず、中国大陸の大学で教鞭をとっていたことなども報道され、いまだに教育部からの学長就任の許可を得ていない。管氏は馬英九政権下での閣僚経験者だった。

潘氏は、大学の主管機関として教育部はこれらの疑惑を調査し事実をはっきりさせなければ、職務に背くことになるが、その過程で同部が攻撃を受けたほか、政治的な操作が業務執行上の負担と圧力になっていると述べ、遺憾を表明。自身の辞任により、台湾大の学長選抜プロセスと当選者の資格の適否を討論するよう希望するとした。


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