試合前に台湾メディアの取材に応じるリン・ズーウェイ内野手
(アナハイム 18日 中央社)米大リーグは17日、各地で行われ、台湾出身のリン・ズーウェイ(林子偉)内野手(24)が所属するレッドソックスは、敵地アナハイムでエンゼルスと対戦した。エンゼルスの大谷翔平投手は先発したが、2回4安打3失点で降板し、5回守備から途中出場したリンとの対決は実現しなかった。レッドソックスは10-1で快勝した。
リンはこの試合唯一の打席が回った8回、キャム・ベドロジャン投手相手に見逃し三振に倒れた。
リンは三振だったものの、リズムはつかめていたと前向きにコメント。大谷の投球については、スプリットの多くがストライクゾーンに入っていなかったことに触れ、ヤンキースの田中将大投手と比べてコントロールがまだ安定していないとした。
昨年6月にマイナーの2Aから昇格したリン。同7月のレンジャーズ戦ではダルビッシュ有投手(現カブス)からメジャー初打点を挙げた。