台湾南部の屏東で、川に転落したCM11戦車
台湾南部で、激しい雨に見舞われる中、演習を終えて基地に戻る途中の戦車が川に転落し、兵士4人が死亡した。当局が16日、発表した。
陸軍当局によると、5人の兵士を乗せた戦車は、16日午前10時(日本時間同日午前11時)頃、年に1度の砲撃演習を終えて南部・屏東県の基地に戻る途中、橋から川に転落した。
兵士らが所属する部隊の報道官によると、操縦士は戦車から脱出できたものの、他の乗員4人は戦車内に閉じ込められた。
4人は救出された時点で心肺停止の状態に陥っており、その後病院に搬送されて緊急治療が施されたものの、蘇生できなかったという。