台湾牛と宮崎牛の食べ比べイベントに出席した鄭文燦・桃園市長(右)と河野俊嗣・宮崎県知事
(桃園 24日 中央社)北部・桃園市で開催中の「2018桃園農業エキスポ」(農業博覧会)で22日、台湾牛と宮崎牛の食べ比べイベントが行われた。桃園市は昨年10月に宮崎県と友好交流協定を締結している。宮崎県の河野俊嗣知事も日本から駆け付けて県産のブランド牛「宮崎牛」の素晴らしさをアピール、物産やグルメを通じた日台交流に意欲を見せた。
同エキスポでは桃園市の招きを受けた宮崎県が16~29日の日程でブースを出展し、日向夏や甘藷(かんしょ)など、地元の特産品を紹介している。桃園市の鄭文燦市長は、双方が今後とも各分野における交流を深め、良い物を紹介しあうことに期待を示した。
対決は、参加者がどちらのものか知らないまま牛肉スープを食べ比べ、おいしいと思った方に投票する方式で午前と午後の計2回行われた。結果は1勝1敗の引き分けだった。
エキスポは5月13日までの開催。