(2018年04月24日 台北経済新聞)
同人誌や漫画、アニメグッズなどの販売を行う「とらのあな」が台湾に進出し、3月23日に台北市に「とらのあな台北店」をオープンして1カ月がたった。海外での出店は初。
台北市の若者が集まる台北メトロ西門町駅付近に、台湾1号店を出店。同店店長の香月さんは「今年1月に同市で同人アイテム特設イべントの開催を行い、好評だったため、初の海外進出店としてオープンした」と言う。
台湾1号店では、日本同人誌や台湾現地クリエーター同人誌、台湾現地漫画、同社限定グッズなどを取り扱い、商品を男性向けや女性向けに分けて配置するほか、168坪の広々とした造りにするなど、店内にも工夫を凝らす。店舗に訪れた学生は「念願のとらのあなが台湾に来てくれてうれしい」と話す。
海外1号店を台北に決定したことについて、同店店長香月さんは「台湾では、日本と同様、日本のアニメがはやっていることや、日本との深いつながりがあると感じているため、台湾に進出した。独自のオタク文化が盛り上がりを見せる台湾で、現地の漫画ファン、アニメファンの皆さんに『とらのあな』ならではの品々をいち早く紹介したい」と抱負を語る。
香月さんは「今後もクリエーター支援を進め、アキバカルチャーを国内外に向けて発信する。ぜひ初の海外1号店となる同店へ立ち寄ってほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は12時~22時。