人民解放軍のY8電子戦機=国防部提供
(台北 26日 中央社)国防部(国防省)は26日、複数の人民解放軍機が同日沖縄本島と宮古島の間の公海から西太平洋に抜け、バシー海峡を経由して基地に戻る飛行訓練を実施したと発表した。同部は軍用機や軍艦による監視で全てを把握しているとし、異常は見られなかったと報告した。台湾周辺の飛行訓練は今月中旬以来4回目。
同部によると、訓練を行ったのはH6爆撃機やY8電子戦機、TU154情報収集機など。
中国大陸軍は18日に台湾海峡の中国大陸側で実弾射撃演習を行ったほか、同日から3日連続で、台湾周辺で軍用機の飛行訓練を実施している。