「台北101垂直マラソン」で表彰された選手ら
(台北 7日 中央社)台北市の超高層ビル「台北101」で5日、階段を駆け上がる「台北101垂直マラソン」が行なわれ、世界47の国・地域から5000人余りが出場した。優勝はポーランド出身のPiotr Lobodzinski選手で、11分11秒93で完走した。
1階から91階までの全2046段、高低差390メートルを駆け上がる同大会。2005年に初めて91階までの規模で実施されて以来、世界最難関の大会として階段垂直マラソン選手の指標となっている。今年は、世界各地の高層ビルで開かれる階段垂直マラソンのワールドツアー「WFGTタワー・ランニング・チャレンジ2018」の開催地の1つに選ばれた。招待選手らが出場するエリートランナーの部のほか、一般ランナーの部、団体の部が設けられる。
台湾からは16人がエリートランナーの部に出場したが、6位入賞は果たせなかった。台湾人1位は郭俊谷選手で、12分50秒94だった。
大会最高記録は2005年にオーストラリアのPaul Crake選手が叩き出した10分29秒32。