台湾の大学生に料理を指導する服部栄養専門学校の専任講師、一枚田清行さん(左)
(台中 16日 中央社)中部・台中市の弘光科技大学餐旅管理学科で11日から、服部栄養専門学校(東京都)の専任講師による短期の和食調理実習が行われている。学生たちは、まめにノートを取ったり、進んで質問するなど、熱心に毎日の授業に取り組んでいる。
実習は、学生たちが外国の飲食文化に触れ、世界で通用する力を育むことを目的に企画された。日本人講師は9日間の日程で、昆布だしの取り方や魚のさばき方、天ぷらや丼ものの作り方などについて指導する。
参加者の一人、大学一年生の羅嵩豪さんは、本場の講師に手ほどきを受けられるのは「得難いチャンス」だとうれしそうに語っている。