炎天が続く台湾
炎天が続く台湾 台北では37度になることも
(台北 26日 中央社)26日の台湾は全国的に気温が30度を上回る真夏日となった。日中の予想最高気温は西部35~36度、東部33~35度。なかでも、台北周辺と東部・花東縦谷では37度前後まで上昇するとみられる。中央気象局は、紫外線が非常に強いとして、念入りな日焼け・熱中症対策を呼び掛けている。このような暑さは29日まで続くと予想される。
台湾では5、6月が梅雨シーズンとされるが、今月はまとまった雨が少ない「空梅雨」が続いている。気象局によると、29日には前線が接近し、広い範囲でにわか雨や雷雨となる見込み。しかし、台湾周辺の太平洋高気圧の勢力が強いなど、梅雨前線に発達する気象条件が不足しており、雨量については観察が必要だという。