夜の町を背景に「みそそぎ川」で光跡を描いて飛び交うゲンジボタル
(24日午後9時、京都市中京区・二条大橋上流)
京都市中京区の鴨川西岸を流れる「みそそぎ川」で、ゲンジボタルが淡い光を放って夜の川面を彩っている。近所の子どもたちや観光客らが足を止めて見入り、初夏の風情を楽しんでいる。
地元住民でつくる「鴨川みそそぎ会」が、1年を通して川の清掃や水量の調節などでホタルの生育環境を整えている。
先週末から飛び始め、日に日に数が増えている。毎日散歩で訪れる近くの小山勝二さん(73)は「町の真ん中でこんな光景が見られてうれしい」と喜んでいた。
6月初めまで見られるという。同会は「ホタルがすみ続けられるように、マナーに気をつけて大切に見守ってほしい」と呼び掛けている。
【みそそぎ川】
【地 図】
(京都新聞)