台北メトロの駅構内
(台北 27日 中央社)台北市や新北市など北部7県市で6月4日午後1時30分から2時までの30分間、防空演習「万安41号」が実施される。台北メトロ(MRT)や猫空ロープウェイは同時間帯、正常運転するが、乗客は駅構内に待機し、係員の指示に従う必要がある。同社は27日、報道資料を通じて協力を呼び掛けた。
防空訓練は、緊急時における行政機関の作業確認や国民の安全意識を高めることなどを目的に年に1度行われる。演習の実施中は屋内退避やライトの消灯、車両のエンジン停止などが求められ、従わなかった場合には民防法に基づき、3万台湾元(約11万円)以上、15万元(約55万円)以下の過料が科される。
今年は6月4日から7日にかけて、北部、中部、南部など7つの地域に分けて実施される。4日の実施範囲は、宜蘭県、基隆市、台北市、新北市、桃園市、新竹市、新竹県。