2017年9月、籬仔内-哈瑪星間が全線開業した高雄ライトレール
(高雄 30日 中央社)高雄ライトレール(軽軌、LRT)は29日、ICカード利用者の運賃割引を今年末まで延長すると発表した。通常運賃は30台湾元(約108円)だが、ICカードを利用すると10元(約36円)で引き続き乗車できる。当初はICカード利用による割引を今月末までとしていた。期間延長により、公共交通機関の利用促進を図る。
利用可能なICカードは、「iPASS」(一カー通)や遠東グループの「HappyCash」などで、北部を中心に普及している「イージーカード」(悠遊カー)も今年2月から使えるようになった。改札がないため、プラットホームや車内に設置されている読み取り機を使用して運賃を支払う必要がある。(カー=上の下にト)
無賃乗車には通常運賃の50倍の違約金が、検札に応じなかった場合には1500 元(約5400円)以上、7500元(約2万8000円)以下の過料が科される。
高雄LRTは昨年9月、第1期区間(籬仔内-哈瑪星間8.7キロ)が全線開業した。