国産練習機の組み立て開始 自主国防実現に一歩
組み立て開始記念式典に出席する蔡英文総統(右から2人目)
高等練習機製造へ決起集会を行った漢翔航空工業の社員ら
(台中 1日 中央社)台湾が自主開発する空軍の新型高等練習機の組み立て作業が1日に始まり、製造を請け負う漢翔航空工業(台中市)で記念式典が開かれた。式典に出席した蔡英文総統は、軍艦や潜水艦などの国産化も進めているとした上で、台湾が目指す自主国防の実現はたやすいものではないが、「われわれは全ての困難を乗り越え、前進する」と述べ、国防力強化と国家安全保障への強い決意を示した。
同社は昨年4月、国防部(国防省)傘下の研究機関、国家中山科学研究院と、現在の高等練習機AT3などに代わる新型機66機の製造に関する契約を締結。2019年9月の試作機完成、2020年6月の初飛行が予定されている。
組み立て開始記念式典に出席する蔡英文総統(右から2人目)
高等練習機製造へ決起集会を行った漢翔航空工業の社員ら
(台中 1日 中央社)台湾が自主開発する空軍の新型高等練習機の組み立て作業が1日に始まり、製造を請け負う漢翔航空工業(台中市)で記念式典が開かれた。式典に出席した蔡英文総統は、軍艦や潜水艦などの国産化も進めているとした上で、台湾が目指す自主国防の実現はたやすいものではないが、「われわれは全ての困難を乗り越え、前進する」と述べ、国防力強化と国家安全保障への強い決意を示した。
同社は昨年4月、国防部(国防省)傘下の研究機関、国家中山科学研究院と、現在の高等練習機AT3などに代わる新型機66機の製造に関する契約を締結。2019年9月の試作機完成、2020年6月の初飛行が予定されている。