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六地蔵めぐり、息災祈る 京都市内、朝から参拝

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都の入り口に置かれた6カ所の地蔵菩薩(ぼさつ)像を巡拝する伝統行事、六地蔵めぐりが22日、京都市内の各寺院で始まった。早朝から大勢の参拝者が訪れ、先祖を供養したり無病息災を祈ったりした。

 江戸時代前期に書かれた「六地蔵縁起」によると、平安時代の小野篁(たかむら)が桜の木で造らせた6体の地蔵像を、後白河天皇の命で、平清盛が都の6カ所の入り口に六角堂を建てて祭らせたのが始まりという。

 「鞍馬口地蔵」を祭る上善寺(北区)は、今年地蔵堂を新築した。六角形のお堂には、桜の一木造りの地蔵菩薩立像が祭られ、参拝者は像の手につながる綱に、紙製の「お幡(はた)」をつるしたり塔婆(とうば)に水をかけたりした。毎年お参りしている山科区の堀内喜代子さん(80)は「お参りすると、元気でいられる気がします」と話していた。

 このほかの六地蔵は、大善寺(伏見六地蔵、伏見区桃山)、浄禅寺(鳥羽地蔵、南区上鳥羽)、地蔵寺(桂地蔵、西京区桂)、源光寺(常盤地蔵、右京区常盤)、徳林庵(山科地蔵、山科区四ノ宮)。23日まで。





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