台湾の成功大、東電PGと連携協定 スマートコミュニティー開発へ
連携協定を交わす成功大の蘇慧貞学長(左)と東京電力パワーグリッドの今井伸一常務取締役
(台南 16日 中央社)台湾の成功大学(台南市)と日本の東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG、東京都)が15日、連携協定を締結した。今後、同市内の沙崙地区で計画するスマートコミュニティー開発のコンセプト検討や実証事業などで力を合わせ、再生可能エネルギーなど各種エネルギーリソースを統合、制御するシステムの開発やエネルギーデータの活用による住民向けサービスの実証事業などを行う。
スマートコミュニティーは、地域社会がエネルギーを消費するだけでなく、作り、蓄え、賢く使うことを前提に統合的に管理する社会。沙崙地区のコミュニティーは、2025年の脱原発目標を掲げる台湾がグリーンエコノミーの発展を促進するモデル地区として計画された。
同大によると、計画では、未来的な生活の場や職場を有する2~3万人規模の都市を想定し、新しいライフスタイルの創出を目指す。これにより新たな経済モデルが生まれると予想され、地方の経済再生にもつながると期待される。今後海外への展開も見込み、台湾の関連企業にも計画への参加を呼び掛けるという。
連携協定を交わす成功大の蘇慧貞学長(左)と東京電力パワーグリッドの今井伸一常務取締役
(台南 16日 中央社)台湾の成功大学(台南市)と日本の東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG、東京都)が15日、連携協定を締結した。今後、同市内の沙崙地区で計画するスマートコミュニティー開発のコンセプト検討や実証事業などで力を合わせ、再生可能エネルギーなど各種エネルギーリソースを統合、制御するシステムの開発やエネルギーデータの活用による住民向けサービスの実証事業などを行う。
スマートコミュニティーは、地域社会がエネルギーを消費するだけでなく、作り、蓄え、賢く使うことを前提に統合的に管理する社会。沙崙地区のコミュニティーは、2025年の脱原発目標を掲げる台湾がグリーンエコノミーの発展を促進するモデル地区として計画された。
同大によると、計画では、未来的な生活の場や職場を有する2~3万人規模の都市を想定し、新しいライフスタイルの創出を目指す。これにより新たな経済モデルが生まれると予想され、地方の経済再生にもつながると期待される。今後海外への展開も見込み、台湾の関連企業にも計画への参加を呼び掛けるという。