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旧山線のレールバイク、試乗始まる 風景の美しさに地元民感嘆

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旧山線のレールバイク、試乗始まる 風景の美しさに地元民感嘆


苗栗県旧山線のレールバイク、早ければ8月下旬から試験運行が始まる 

(苗栗 2日 中央社)廃止された旧山線の線路を活用した「レールバイク」の試乗体験が招待客や地元住民を対象に先月から始まっている。一足先に体験した地元民からは、沿線の美しい風景に感嘆の声が上がった。苗栗県政府文化観光局によれば、一般向けに開放する試験運行は早ければ8月下旬から開始される。

旧山線は日本統治時代に開業した三義(苗栗)―后里(台中)間を走る全長15.9キロの路線。レールバイクは苗栗県内区間約6キロで運行され、沿線では1935年の新竹・台中地震で崩壊したれんが造りのアーチ橋「龍騰断橋」をはじめ、変化に富んだ景色が楽しめる。県は1998年の廃止以降有効に活用されていなかった旧山線を観光資源にしようと、交通部(交通省)観光局から3億台湾元(約11億円)の補助金を獲得し、台湾初のレールバイク導入を推進してきた。

8月15日までの試乗体験期間は、全国の観光旅行協同組合の代表やメディアら招待客のほか、三義郷住民のみを対象に試乗を受け付ける。試験運行が始まれば、一般客は乗車券を予約購入した上で体験できるようになる。文化観光局の担当者によると試験運行期間中は1人280台湾元(約1014円)の優待料金を設定。安全を考慮し、年齢、身長制限などが設けられる。

正式開業は来年1月を予定。


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