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函谷鉾の屋根飾り、170年前の輝き再び 京都・祇園祭

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函谷鉾の屋根飾り、170年前の輝き再び 京都・祇園祭


金箔が張り直され、輝きを取り戻した函谷鉾の懸魚(京都市下京区・函谷鉾保存会) 

祇園祭の函谷(かんこ)鉾(京都市下京区四条通烏丸西入ル)はこのほど、鉾の屋根の飾り「懸魚(げぎょ)」を修復した。修復に合わせて金箔(きんぱく)を張り直し、170年前の制作当時の輝きを取り戻した。

 懸魚は1848(嘉永元)年の木製で一対あり、今回修復されたのは鉾後ろ側で、縦約40センチ、横約30センチ。昨年の巡行時に破損したため修復した。落ち着いた金色に見えるよう、張り直した金箔の上に生漆を重ねて塗った。

 12日の曳初(ひきぞ)め以降、見学できる見通し。
【2018年07月03日京都新聞】


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