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壬生寺で初のコスプレ企画 5年目の「京都国際マンガ・アニメフェア」PRで

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新撰組が武芸や大砲の訓練を行ったと伝わる壬生寺(京都市中京区壬生梛ノ宮町)で8月28日、同寺初となるコスプレ企画が行われた。主催は京都国際マンガ・アニメフェア(愛称「京まふ」)と京都市。

 京まふは、今年5回目となるコンテンツ企業と自社のビジネスマッチングや、漫画やアニメファン、外国人や観光客など新たな層の掘り起こしなどを目的としたイベント。9月17日から「みやこめっせ」(左京区)をメイン会場に2日間行われる。

 同イベントは壬生寺がアニメ「刀剣乱舞-花丸-」とのコラボビジュアルに協力した縁で実現。当日はコスプレ仲間や親子ら約20人が参加。「刀剣乱舞」や「薄桜鬼」など新撰組ともゆかりのあるキャラクターに扮(ふん)し、思い思いの場所でポーズを取っていた。参加者の一人は「普段は外で撮影しないが壬生寺で撮影と聞いて参加した。『聖地』で撮れるのはうれしい」と笑顔を見せた。

 同寺副住職の松浦俊昭さんは「大河ドラマ以降女性のファンが増え、近くに貸衣装の店ができた影響もあり隊士姿の人はよく見かける。今日は『刀剣乱舞』や幕末が舞台の作品も多いと聞いているが、隊士が過ごした場所なので、作品の世界に入り込めるのでは。これもご縁なので本堂や隊士のお墓に手を合わせてもらえたら」と話していた。



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