許立明代理市長(右)に市政顧問として招聘される陳潘ビョウ総会長
(高雄 15日 中央社)複数の在日台湾企業からなる団体「日本台湾商工会議所(日本台湾商会連合総会)」の陳潘ビョウ総会長らは13日、南部・高雄市を訪れた。一行と面会した許立明代理市長は、日本との経済連携を促進するため、同団体と協力を進めていく方針を示した。(ビョウ=品の口を水に)
同市政府によると、一行は投資環境を視察するため、市内の青果市場や港湾エリアを訪問。青果市場では、日本産の果物の台湾での販売状況について理解を深めたほか、台湾産の果物の日本への輸出の可能性を検討した。港湾エリアではボート産業の視察を行ったという。陳総会長は同市は近年、大きな変化を遂げているとし、投資するのに良いタイミングを迎えていると語った。
許代理市長は、在日台湾企業によるUターン投資が最近、活発に行われているとして同団体に感謝を示した。また、陳総会長らを市政の顧問に迎えると発表。日本との経済関係のさらなる強化を図る考えを示した。