無病息災祈る「きゅうり封じ」 京都 五智山蓮華寺
(2018年7月23日 4時55分 NHK)
病気や災いをきゅうりに封じ込めて無病息災を祈る、伝統の「きゅうり封じ」が京都の寺で行われました。
「きゅうり封じ」は、およそ1200年前に弘法大師・空海が病をきゅうりに封じ込める方法を会得し広めたとされ、毎年、この時期に行われます。
京都市右京区の五智山蓮華寺には、22日は午前中から次々と参拝者が訪れ、きゅうりを受け取ったあと、名前や年齢、それに「無病息災」や「家内安全」などの願い事を紙に書き込みました。
そして、僧侶らが一つ一つきゅうりを手にとって願い事などを読み上げ、「独鈷杵」(とっこしょ)と呼ばれる仏具で穴を空け、あらかじめ祈とうしておいた小さな札を埋め込んでお経を上げていきました。
きゅうりを持ち帰って3日間、体をさすったあと、土に埋めると厄がはらわれるとされていて、参拝した人たちは静かに手を合わせて祈りをささげていました。
京都市北区の70代の男性は「この夏は特に暑いので、無事に過ごせるようお祈りしました」と話していました。
(2018年7月23日 4時55分 NHK)
病気や災いをきゅうりに封じ込めて無病息災を祈る、伝統の「きゅうり封じ」が京都の寺で行われました。
「きゅうり封じ」は、およそ1200年前に弘法大師・空海が病をきゅうりに封じ込める方法を会得し広めたとされ、毎年、この時期に行われます。
京都市右京区の五智山蓮華寺には、22日は午前中から次々と参拝者が訪れ、きゅうりを受け取ったあと、名前や年齢、それに「無病息災」や「家内安全」などの願い事を紙に書き込みました。
そして、僧侶らが一つ一つきゅうりを手にとって願い事などを読み上げ、「独鈷杵」(とっこしょ)と呼ばれる仏具で穴を空け、あらかじめ祈とうしておいた小さな札を埋め込んでお経を上げていきました。
きゅうりを持ち帰って3日間、体をさすったあと、土に埋めると厄がはらわれるとされていて、参拝した人たちは静かに手を合わせて祈りをささげていました。
京都市北区の70代の男性は「この夏は特に暑いので、無事に過ごせるようお祈りしました」と話していました。