建設中の台北メトロ(MRT)環状線で使用される車両の第1陣が8月30日、工場のあるイタリアから台湾に向け出発した。11月にも新北市内の車両基地に到着する見込み。
車両は日立レールイタリア(旧アンサルドブレーダ)が製造。先頭車両は流線型でスマートな印象となったほか、窓も大型化された。
環状線は大坪林―新北産業園区(ともに新北市)間15.4キロが先行区間として建設が進む。進捗状況は70%を超え、新北市の関係者は2018年末の開業に自信をみせる。
開通後は板南線、中和新蘆線、建設中の万大線など複数の路線と乗り換えが可能。新北市内の移動が便利になるとしている。