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東ア五輪委「中止は最終決定」 台中市、CASに申し立てへ

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東ア五輪委「中止は最終決定」 台中市、CASに申し立てへ


林佳龍氏 

(台中 13日 中央社)中部・台中市で来夏に予定されていた「東アジアユースゲームズ」が中国の圧力で開催中止になった問題で、同市の林佳龍市長は13日、東アジアオリンピック委員会(EAOC)の劉鵬会長から「決定は変わらない」といった内容の返答があったと明らかにした。林市長は、スイス・ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所(CAS)に調停や仲裁を申し立てる方針を示した。

EAOCは先月24日、中国・北京で臨時の理事会を開き、台中市で予定されていた第1回大会の中止を決定。東京五輪への「台湾」名義での参加に関する国民投票実施に向けた署名活動が台湾で行われていることが中国に問題視された。林市長は同30日、中止撤回の申立書をEAOCに送付していた。

林市長は13日、劉会長から12日付で送付された書簡を自身のフェイスブックに掲載。書簡には、決定は慎重な適正手続きと民主主義の精神の下での協議を経て得られたものだと説明した上で、「理事会の決定は最終的なもの」だと記された。

また、決定は「東アジアのスポーツ界の団結、安定、調和の助けとなり、オリンピック・ムーブメントの健康的発展促進に役立つ」との説明もあり、これに対して林市長は、「厳重に抗議する」と表明。この言い草は受け入れられないとし、中止決定こそがスポーツの安定と調和を損なわせるものであり、オリンピックの精神にも反していると批判した。


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