ゆらめく光、墓参静かに 京都で東大谷万灯会
大小約1万個の提灯が東山のふもとの墓地を照らす「東大谷万灯会」が14日、京都市東山区の大谷祖廟(そびょう)(東大谷)で始まった。ゆらめく明かりの下、墓参に訪れた人が静かに手を合わせた。
大谷祖廟には約1万基の墓がある。万灯会は少しでも涼しい時間にお参りしてもらおうと毎年、真宗大谷派(本山・東本願寺、下京区)が5o実施している。
西山の山並みに日が傾き、ヒグラシの鳴き声が響き渡る午後6時ごろから、職員たちが順次ろうそくをともしていった。1時間ほどすると、あかね色に染まる空の下に提灯の明かりがぼんやりと浮かび上がった。
上京区に帰省中で家族と墓参に訪れたパート従業員村田裕美さん(42)=愛知県安城市=は「初めて夜に来ましたが、幻想的ないい風景ですね」と話していた。万灯会は16日までの午後6時~9時で、期間中に約5万人の参拝を見込む。
(京都新聞)
大小約1万個の提灯が東山のふもとの墓地を照らす「東大谷万灯会」が14日、京都市東山区の大谷祖廟(そびょう)(東大谷)で始まった。ゆらめく明かりの下、墓参に訪れた人が静かに手を合わせた。
大谷祖廟には約1万基の墓がある。万灯会は少しでも涼しい時間にお参りしてもらおうと毎年、真宗大谷派(本山・東本願寺、下京区)が5o実施している。
西山の山並みに日が傾き、ヒグラシの鳴き声が響き渡る午後6時ごろから、職員たちが順次ろうそくをともしていった。1時間ほどすると、あかね色に染まる空の下に提灯の明かりがぼんやりと浮かび上がった。
上京区に帰省中で家族と墓参に訪れたパート従業員村田裕美さん(42)=愛知県安城市=は「初めて夜に来ましたが、幻想的ないい風景ですね」と話していた。万灯会は16日までの午後6時~9時で、期間中に約5万人の参拝を見込む。
(京都新聞)