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蔡総統の中南米外遊、中国の圧力で航路封鎖?総統府は否定

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蔡英文総統を乗せた専用機の航路 
       
(台北 15日 中央社)中南米歴訪中の蔡英文総統を乗せた専用機の航路をめぐって、中国が中南米の国々に圧力をかけ、専用機の通行を妨害した可能性があると、中米に詳しい記者から指摘が上がった。総統府は、専用機は今のところ全て計画通りに飛行しているとして、この記者の見方を否定している。

蔡英文総統は現地時間13日、経由地の米ロサンゼルスを発ち、南米パラグアイに向けて出発した。英BBCの中国語版サイトなどに寄稿するベテラン記者、郭篤為氏は専用機の航路について、太平洋沿いのルートではなく、米南東部のフロリダや南米ブラジルを通過する路線図を入手。自身のフェイスブックで、中国が中南米の国々に圧力をかけた可能性を指摘した。

だが外交部(外務省)の李憲章報道官は飛行経路について、専用機は計画に基づき、ロサンゼルスを出発した後、中米キューバを通過し、南米のエクアドル、ペルー、ボリビアの上空を通って南下し、パラグアイに到着したと説明した。

総統府は、安全の基準にのっとった航路であり、正常なルートだと強調。安全確保のため、気候や滑走路の状態などさまざまな条件を検討した上で、最適なルートを選ぶとした。

蔡総統は12日から20日までの日程で、外交関係を持つパラグアイと中米ベリーズを歴訪。14日、パラグアイに到着し、マリオ・アブド・ベニテス次期大統領と会談した。復路はベリーズからキューバを通り、米ヒューストンに立ち寄る。


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