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日本の駐台代表、馬前総統を訪問 慰安婦問題に対する立場表明

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日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹夫代表 

(台北 17日 中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹夫代表(大使に相当)は15日、野党・国民党の馬英九前総統を訪ね、慰安婦問題に対する日本政府の立場を表明した。馬氏の事務所が16日、明らかにした。馬氏は沼田代表に対し、日本政府に謝罪と賠償を求める姿勢を改めて示し、馬氏の見方を政府側に正しく伝えるよう求めた。

馬英九弁公室によれば、馬氏は、日本は戦時中の行為に対してより多く反省し、より良く対処すべきだとし、日本は世界の大国として責任感のある態度を示すべきだと考えているという。また、元慰安婦に謝罪と賠償をしてこそ重荷を下ろすことができると主張しているという。

国民党によると、沼田代表は16日、呉敦義党主席を訪ねた。南部・台南で14日に行われた慰安婦像の除幕式に馬氏が出席したことについて意見を伝えたという。

呉氏は、馬氏の総統在任中に日本人水利技師の八田与一を記念した公園が建設されたことに触れ、今回の除幕式参加も態度は一致していると言及。台湾で慰安婦事件があったのは確かだと強調し、日本政府に対し、歴史的事実と向き合い、元慰安婦に正当な謝罪と補償をすべきだと語ったという。


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