(2018.08.17 烏丸新聞)
「京の七口」の一つ粟田口にある元白川小学校(京都市東山区)で8月18日からお化け屋敷「たろうちゃんのわすれもの2」が行われる。主催は京都市都市整備公社。
昨年、旧明倫小学校で行われたお化け屋敷が来場者約4000人、リタイヤも約40人、最終日には5時間待ちになるなど話題を呼んだ。同社総務課の山口健さんは「昨年の経験を生かしてさらに怖さを増している」と話す。
お化け屋敷には4~7人で参加して、ミッションに挑戦する。希望者は、抽選で当たりが出ると1人で挑戦できる。出口までの目安は10~15分程度。
同校の卒業生でもある山口さんは「およそ40年ぶりに来て、裏手の山に登ったり、白川で遊んだりしたり懐かしさを感じる。建物がなくなることを思うと淋しいが、最後に校舎にたくさんの人が来てにぎやかになれば」と話す。
開催時間は14時~20時(19日のみ10時~)。料金は大人(中学生以上)=800円、小学生=600円。ファストパスは大人=1,400円、子ども=1,200円。今月26日まで。
同校は、明治2年に下京第二十五番組小学校として開校。昭和22(1947)年に粟田小学校に改称後、有済小学校と統合し白川小学校となったが、2011年に閉校。跡地には住友商事が建物は地上5階地下1階建ての地域交流施設やホテル、飲食店や物販など複合施設を跡地に建設すると発表した。