多彩に光るオブジェを参道に並べた「下鴨神社 糺の森の光の祭
夜の下鴨神社（京都市左京区）を光のアート空間に変える催し「下鴨神社 糺の森の光の祭」が１７日、開幕した。糺の森の参道や楼門内に、変幻自在に発色を変える数百個のオブジェを並べ、世界遺産の境内を光陰で彩った。
アーティストやプログラマーら約５００人の専門家で組織し、東京や各地でアートイベントを企画するグループ「チームラボ」（猪子寿之代表）が手掛けた。
たまご型や球状をした直径１～３メートルの白色のオブジェは、触れると青や赤、黄、緑などに光り、周りのオブジェに色が波及していく。優しく幻想的な音も響き、「自然と人の営みの連続性を感じてもらえれば」（猪子代表）としていた。来場者の多くがスマートフォンで撮影し、さっそく多くの写真がＳＮＳ（会員制交流サイト）で披露されていた。
９月２日までの午後６時半～１０時。平日千円、土日１２００円。小学生以下無料。