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桃園空港、荷物預け入れセルフ化へ 10月から第2ターミナル一部で

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10月から桃園空港第2ターミナルに導入される自動手荷物預け機 

(台北 20日 中央社)桃園国際空港は、乗客自身で荷物の預け入れを行う専用機械を今年10月から導入する。機械は第2ターミナルに設置され、搭乗4時間前から手続きが可能となる見通し。作業の効率化を図るとともに、待ち時間の短縮をねらう。

蕭登科総経理(社長)が台北市内で17日に行われた「2018桃園空港論壇」で明らかにした。蕭総経理によれば、第2ターミナルの南北に設置されていたチェックインカウンターを廃止し、代わりに同機械を13台ずつ新設する。10月初旬から年末にかけて段階的に運用を開始するという。

同社維護処の孫宏彬処長によると、セルフチェックイン機をすでに設置しているものの、機内に預け入れる荷物がある乗客はカウンターに並んで手続きを行う必要があった。ニーズがあれば、機械を増設する方針で、第1ターミナルへの設置も検討する。建設中の第3ターミナルでの導入も決まっている。

現段階で同機械に対応する方針を示している航空会社は、チャイナエアライン(中華航空)、マンダリン(華信)航空、エバー(長栄)航空、ユニー(立栄)航空、キャセイパシフィック航空、エアアジアの6社。

この設備は桃園メトロ(MRT)台北駅で導入済みだが、設置台数は6台のみ。交通部(交通省)民用航空局の統計によれば、同空港の昨年の年間利用者数は約4500万人で過去最高を更新。収容能力を約1000万人以上上回っており、混雑緩和が課題となっている。


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