舞妓さんのかんざしをイメージしたケーキ
祇園にある「京カフェコムサ」(京都市東山区四条通祇園北側、TEL 075-533-9360)で9月10日、伊藤若冲の作品をイメージした期間限定ケーキの販売が始まった。
販売は、同カフェの運営を手掛ける「コムサ」の親会社「ファイブフォックス」が9月7日に京都市と文化力向上包括連携協定を締結したことを記念して行う「京都Week」の一環。
同店を含む22店で、京都で収穫したフルーツや野菜、西京みそや日本酒などの素材を使ったケーキ5種類とパスタ1種類を販売する。伊藤若冲のクジャクの作品をイメージしたケーキなど3種類は京都限定となる。
クジャクの絵をイメージしたケーキ(1ピース=1,200円)は、和ナシに「北尾」の黒豆きなこを使ったクリームを使っており、ホワイトチョコレートで孔雀の羽を表現している。
舞妓(まいこ)のかんざしをモチーフにした「舞妓さんのケーキ長月の花かんざし(キキョウ)」(1ピース=980円)は、巨峰やイチジクに、「京甘藷(かんしょ)」で作るジャムとマスカルポーネチーズと生クリームを合わせたコクのあるクリームと合わせた。
京都伏見の酒蔵「増田徳兵衛商店」の月の桂「稼ぎ頭」の酒かすとバナナ、抹茶ムースを合わせたケーキ(1ピース=1,080円)も登場。
京都店のほか2店では若手の作家で作る「京-MONO is COOL!」の器で提供する。
広報担当の武井美樹さんは「フルーツプランナーが日本の式を感じる旬の果物を選び、『日本の食をアートする』をテーマに京都の老舗の素材の組み合わせを楽しんでもらえたら」と来店を呼び掛ける。