出版された「Aritsugu 京都・有次の庖丁案内」
包丁の老舗「有次」(京都市中京区)の技や手入れ法を日本語と英語でまとめた書籍「Aritsugu 京都・有次の庖丁(ほうちょう)案内」が、小学館から出版された。
有次が受け継ぐものづくりは、型見本に合わせて鋼を打つ伝統的な手法。大量生産には向かないが多様な要望に応えられる利点があり、外国人にも人気の有次が誇る技の一端を垣間見ることができる。
包丁を購入する体験のシミュレーション、三徳や出刃など代表的な5種類の特徴や使い方なども盛り込まれ、初めて包丁を買う時の参考にもなりそう。1620円。