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台湾新幹線、架線保全車を台湾鉄鋼大手に発注 「国車国造」政策を後押し

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中国鋼鉄が製造する保守用車両の模型=台湾高速鉄道提供



(台北 6日 中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は5日、鉄鋼大手の中国鋼鉄(中鋼、高雄市)と架線の保守用車両の発注に関する契約を結んだ。高鉄によれば、中鋼は今後5年半で多機能保全車などを12台製造。政府が掲げる「国車国造(自国車両の自主製造)」政策を後押しする。契約式が同日行われ、呉宏謀交通部長(交通相)や沈栄津経済部長(経済相)が出席した。

高鉄によれば、発注額は12億3200万台湾元(約44億5100万円)。中鋼が設計から製造、組み立てまでを行い、1台当たりの国産化率は約60%に達するという。早ければ2021年に導入開始される見通し。現在使用している車両はドイツ製や日本製で、新車両の導入により、今後の保守作業や緊急修理、車両入替などのニーズを満たす。呉部長は、この日の契約式について「国車国造」政策の重要なマイルストーンになったと喜びを示した。


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