展示されている祇園祭の山鉾の装飾品(京都市中京区・京都伝統工芸館)

祇園祭の山鉾のご神体と装飾品の特別公開が6日、京都市中京区烏丸通三条上ルの京都伝統工芸館で始まった。四つの山に伝わる品々約20点を展示している。
祇園祭山鉾連合会の主催。今回は木賊(とくさ)山、太子山、南観音山、鈴鹿山の各保存会の共催でそれぞれが所有する品々を出展した。
木賊山と太子山、鈴鹿山は巡行で山の上に乗せるご神体の人形、南観音山は、きらびやかな屋根の飾り「懸魚(げぎょ)」などの木彫品を展示。山を飾る品々が間近に見られる貴重な機会とあって来館者が熱心に見入っていた。10日まで。入場無料。
(京都新聞)