台湾人団体客889人が足止め＝北海道地震
道内のコンビニエンスストアで買い物をする台湾人観光客＝読者提供
（台北 7日 中央社）交通部（交通省）観光局によると、6日に発生した北海道地震の影響を受け、7日午前10時現在、台湾人団体客889人が現地で足止めを余儀なくされている。台北駐日経済文化代表処（大使館に相当）札幌分処はこれらの人々をサポートするため、24時間体制の窓口を設置して水や非常食の配布、宿泊施設や交通機関の手配代行などに当たっている。これまで、台湾人が巻き込まれて死傷した情報はないという。
今後の対応については、エバー（長栄）航空が7、8両日に大型機を各1便、函館空港に向かわせる。また、チャイナエアライン（中華航空）は、別の空港から台湾に戻れるように航空券の変更に協力するとしている。