多くの旅行者で混雑する新千歳空港の出発ロビー

(札幌 8日 中央社)強い地震に見舞われた北海道の新千歳空港で8日、国際線の発着が再開した。チャイナエアライン(中華航空)は増便、エバー(長栄)航空は増便および大型機への変更をそれぞれ発表。足止めされた旅客の輸送を急ぐ。
チャイナエアラインは8日、台北(桃園)-新千歳を1往復増便。エバーは台北(桃園)行きの便を1便増便し、同日の台北(桃園)-新千歳往復便を全て、333座席数のワイドボディ機、ボーイング777-300ER型機で運航するという。
謝長廷駐日代表(大使に相当)は7日、道内に足止めされた台湾人旅行客の支援に当たるため、北海道入りした。8日、中央社の取材に応じ、チャイナエアラインが旅客の輸送のほか食料の輸送も行ったと明かし、感謝を示した。