(中央社)桃園市の鄭文燦市長と賀陳旦交通部長(交通相)は21日、建設中の桃園メトロ(MRT)空港線台北駅などを視察した。鄭市長は、運行システムの安定度が目標に達したとして、来年2~3月には開通できる見込みを示し、台北-桃園空港の運賃は150~170台湾元(約520~590円)になると語った。
交通部(交通省)によると、今年8月末から行われていた運行システムの試験が、20日に目標を達成。開通に向けた監督官庁による点検を申請できるようになったという。
鄭市長は運賃について、高速バスより高く、台湾高速鉄路の台北-桃園間より安い価格で調整する可能性を改めて示唆。各駅停車と停車駅の少ない「直達車」の運賃は変わらないとした。