(基隆 28日 中央社)台湾鉄路管理局深澳線海科館―八斗子間約500メートルが28日、開通した。東シナ海に面する八斗子駅は「台湾で一番美しいローカル線の駅」との呼び声が上がっており、同局では観光振興に期待を寄せている。
深澳線は日本統治時代に建設された軽便鉄道にルーツを持つ。1965年には深澳火力発電所への石炭輸送のために台湾鉄路が運行を開始した。同発電所の廃止を受け2007年に一度は廃線になったものの、2014年には瑞芳-海科館間4.2キロで運転を再開していた。
一番列車が真新しいホームに到着すると、待ち構えた多くの鉄道ファンが、カメラのシャッターを切った。
瑞芳駅では記念乗車券が数量限定で発売されている。