「都の賑い」に向け、祇園小唄の稽古に臨む五花街の舞妓たち
京都五花街の芸舞妓が競演する合同公演「第２３回都の賑（にぎわ）い」の本番に向けて、合同の初稽古が２日、会場となる京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であった。２０人の舞妓が花街ごとの振り付けで、舞台での動きと流れを確認した。
稽古には、公演の終盤を彩る合同演目「舞妓の賑い」に出演する五花街の舞妓が４人ずつ参加した。舞妓たちは「祇園小唄」に合わせて各流派の振り付けで優雅に舞い、それぞれの師匠から所作や動きの指導を受けていた。
合同公演は２５、２６日の午前１１時と午後２時半から開催する。演目は宮川町が清元「四季三葉草」、祇園東は長唄「君が代松竹梅」、上七軒は長唄「花車」、先斗町は清元「玉屋」、祇園甲部は長唄「秋の色種」となる。
京都伝統伎芸振興財団ＴＥＬ０７５（５６１）３９０１。