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京都駅前の「ドンキ」、初めての春節 「爆買い」は下火、定番在庫を確保

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「ドン・キホーテ京都アバンティ店」(京都市下京区東九条西山王町、TEL 075-693-4511)は1月27日から、春節に合わせた展開を行う。


 昨年7月にオープンした同店は食品から薬品や化粧品、家電製品、ブランド品など約5万点をそろえる。海外からの観光客向けに免税カウンターを設置しているほか、日・英中の3カ国語スタッフを配置。テレビ電話を通じた通訳システムでそのほかの言語にも対応する。周辺にホテルが多く夜の買い物客が多いことから、アバンティの物販フロアよりも長い24時まで営業。

 初めて迎える春節期間、店内には赤と金をあしらった垂れ幕や飾りをディスプレーするほか、300~3,000円の割引クーポンが当たる抽選を外国人向けに時間限定で実施。人気商品の福袋も用意する。サンテFXやパーフェクトホイップ、キットカットといった「日本に来た人は皆購入する」という定番商品は在庫を多めに用意した。

 店内の棚には中国語やハングルの手書きポップを出し、キットカットやタイ人旅行者に人気の「梅ぼしシート」など菓子を数個セットにして割引価格するコーナーも設置。高額商品では「クロスシー」や「Gショック」などの時計が売れ筋で、「メード・イン・ジャパンではなく、ダイソンの掃除機など日本でも有名な商品も売れる」と店長の藤本裕之さん。

 ドンキホーテホールディングスのインバウンド外部推進課責任者の貞方孝規さんは「ドラッグストアや家電量販店ではできない商品ジャンルの幅の広さと安さが最大の強み。温水便座を大量に購入するようないわゆる「爆買い」の勢いこそないものの、平均単価は日本人より5倍近く、来店者数が確実に増える春節には期待している」と話す。

 営業時間は10時~24時。
 


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