(台中 1日 中央社)台中市内で2020年の開業に向けて建設中の台中メトロ(MRT)グリーンライン用車両の第1陣が5日、日本から台中港に到着する。同市政府交通局が1日発表した。車両の現地入りを祝い、市民に暮らしを支える「足」をより一層身近に感じてもらうため、車両によるパレードが行われる。
定員536人、2両編成で運行されるグリーンライン。全長16.71キロ、北屯-烏日間の計18駅を結ぶ。2016年12月現在の進捗率は67%で、試運転と正式開業はそれぞれ2018年、2020年に予定されている。今回台中港入りするのは2編成4両とその関連設備でいずれも川崎重工が手がける。
12日のパレードルートは主にグリーンラインの周辺道路で全長約35キロ。グリーンライン沿いの小学校2カ所では一般公開も行われ、参加者は車両との記念撮影が可能。