(台北 2日 中央社)漫画やアニメ関連のブースが多数出展する「第5回台北国際コミック&アニメフェスティバル」(台北国際動漫節)が2日、台北市内で開幕した。主催者の中華動漫出版同業協進会の黄信謙理事長によると、6日までの5日間で、40万人の来場を見込んでいる。
今年の出展数は450ブース、55業者。黄理事長によれば、ブース数は昨年より1割増えた。
この日の開場前、会場の外には、限定商品や福袋を手に入れようとするアニメファン約100人が並び、入場門が開くと足早にお目当てのブースに向かっていた。
一部のブースでは、スタッフがライトノベルの登場人物のコスプレをし、会場を盛り上げていた。
中華動漫出版同業協進会は会員の業者を代表し、昨年4月に地震被害を受けた熊本県のマスコットキャラクター、くまモンに復興基金として10万台湾元(約36万2000円)を贈った。
6日までの会期中には、日本の漫画家や声優などによるサイン会が開催されるほか、日本・韓国・台湾の専門家がアジアのアニメ産業について話し合うフォーラムも行われる。